PMSの辛さは漢方で軽くなる?おすすめ漢方5つをご紹介

PMS(月経前症候群)の症状に悩む方におすすめなのが漢方薬。自分に合った漢方薬を処方してもらうことで、症状が軽くなったと感じる人が多いようです。今回は漢方の飲み方や購入方法、おすすめの漢方などをご紹介します。

PMSってどんなもの?どんな治療法があるの?

PMSは生理前の心や体の不調のこと

PMSは月経前症候群のこと。
生理が近くなるとイライラしたりやる気が出ないといった心の症状や、頭痛や肌荒れなどの体の症状などが現れることがあります。
これらの症状をまとめてPMSといい、その種類や症状の強さは人それぞれ違います。
治療法としては自宅で出来る市販のサプリメントやアロマテラピーなどで症状を緩和する方法や、病院や薬局で相談して漢方や薬を処方してもらう方法などがあります。

PMSの症状が重い方の場合、これらの自宅でできる対策や治療を試してみても、余り症状が変わらないということもあります。そんなときは漢方や薬を処方してもらうのもおすすめです。
今回は漢方について、ご紹介いたします。



漢方ってなに?どこで購入したらいいの?

漢方は2種類以上の生薬を組み合わせて作られています

漢方とは、漢方医学の理論に基づき処方される薬のことで、基本的に二種類以上の生薬を決められた分量で組み合わせて作られています。
同じ症状でも、個人の体質や体形、抵抗力によって合う漢方薬は違うと考えられており、その違いを「証」というものさしで判断します。
「証」には色々な基準がありますが、そのうちの一つに、体力や病気に対する抵抗力の強弱で分ける「虚実」というものさしがあります。

たとえば疲れにくく筋肉質、などの特徴がある人は「実証」、寒がりで疲れやすく痩せ形、などの特徴がある人は「虚証」、その間の特徴を持つ人は「中間証」といったように一人一人の特徴によって分けられ、「証」が違うと、同じ頭痛などの症状でも、処方される漢方が変わってきます。

漢方を飲むタイミングは?

どの時間に飲むかは、漢方によっても異なりますので、必ず説明書などを見てくださいね。
一般的には、「食前」または「食間」のタイミングに飲む漢方が多いようです。「食前」は食事の30分ほど前、「食間」は食事の2時間後くらいを指しています。
これは、胃の中に何も入っていないときに飲んだ方が、漢方に含まれる色々な生薬の効果が出やすいとされているためです。

飲むときにお茶などを使ってしまうと、漢方の効果の邪魔になってしまう可能性もありますので、お水か白湯で飲むようにしてくださいね。

お医者さんや薬剤師さんに相談を

漢方を服用したいと思った場合、お医者さんに相談して処方してもらう方法と、薬局などで購入する方法があります。
お医者さんに処方してもらう場合、健康保険が適用になる漢方もあります。お医者さんによっては漢方は自由診療で保険が適用されないこともありますので、あらかじめ確認しておくと安心です。

また、薬局で販売している漢方を購入する場合も、できれば薬剤師さんに相談してから購入しましょう。
体質や生活習慣、症状によって合う漢方は変わってきます。家族と同じ症状だから同じ漢方にしよう…と自己判断してしまうよりも、お医者さんや薬剤師さんに合う漢方を選んでもらうことをおすすめします。

PMSにおすすめの漢方5つ 

ここではPMSの症状が軽減することが多いといわれている漢方を5つご紹介します。薬局で相談するときなどの参考にしてみてくださいね。
また、一度自分に合う漢方が見つかれば、このようにネットで購入することもできるので便利ですよ。

1.防已黄耆湯(ぼういおうぎとう) ~手足のむくみが辛い方に~

【第2類医薬品】ツムラ漢方防已黄耆湯エキス顆粒 64包
手足のむくみなどの症状に合うといわれているのが防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)です。
体の余分な水分を尿にして排出を促してくれますよ。また、PMSの症状として、身体がのぼせたり、汗の量が増えたりするというものがあります。
この漢方は汗の量をコントロールして、そういった症状を抑えるとされています。
先ほどご説明した「証」でいうと、疲れやすいタイプである「虚証」の方に処方されることが多いようです。

2.加味逍遙散(かみしょうようさん) ~イライラや不眠に効果的~

【第2類医薬品】ツムラ漢方加味逍遙散エキス顆粒 24包
加味逍遙散(かみしょうようさん)は、生理前のイライラや冷え性、不眠などを軽減するといわれています。
他にも月経不順や更年期障害など、女性の抱えるトラブルに用いられています。
「証」でいうと、特に体力が中程度~中程度以下とされている「虚証」「中間証」の人に処方されることが多いようです。

3.当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)~体力が無い方にもおすすめ~

【第2類医薬品】ツムラ漢方当帰芍薬散料エキス顆粒 64包
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)の効果は、特に体力がない人、疲れやすい人、虚弱体質の方などに用いられることが多い漢方です。
「証」でいうと、「虚証」に当てはまる方に処方されます。
血行をよくするといわれており、貧血やめまいなどの症状が軽減されたと感じる方が多いようです。
他にもむくみや頭痛、肩こりなど、多くのPMSの症状に当てはまる効能があります。

4.桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) ~血行をよくして冷え性改善に~

【第2類医薬品】ツムラ漢方桂枝茯苓丸料エキス顆粒A 64包
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、血行をよくして熱のバランスを整えてくれるため、のぼせや冷え性などの改善に繋がる漢方とされています。
またPMSの症状であるイライラや、不安になってしまうなどの精神的な症状が軽減されるという効能もあります。
どちらかというと体力のある人に処方されることが多い漢方で、「証」でいうと「中間証」「実証」の方に合っているとされます。

5.桃核承気湯(とうかくじょうきとう) ~便秘やのぼせをやわらげる~

【第2類医薬品】ツムラ漢方桃核承気湯エキス顆粒 24包
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)は、のぼせや便秘などの症状に対する効能があります。
また、頭痛や腰痛などの症状を軽減するともいわれています。
胃腸が弱い人や体力が無い人には向いていないため、「証」でいうと「実証」の方に処方されることが多いようです。



漢方を使うなら焦らずじっくりと

漢方の効果が現れるのは、早くても飲み始めてから2~3週間後といわれています。
自分に合っている漢方かを実感できるまでは、1~2ヵ月は続けて服用してみたほうがいいようです。
あまり効果を感じない場合は、別の漢方を試してみたほうがいいこともありますので、改めてお医者さんや薬剤師さんに相談してみてくださいね。

また、漢方を服用するときは、日常生活にも少し気を付けてみるのもおすすめです。
体を冷やさないようにしたり、生活のリズムを整えたり、バランスのいい食生活を心がけるようにすると、漢方の効果を感じやすい体になるといわれていますよ。
焦らずじっくりと、体質を変えていくつもりで漢方を試してみてくださいね。

株式会社ツムラ
こちらのサイトを参考にしました

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