PMSの症状って?気になる8つの症状と簡単にできる対策

生理が近くなってくると出てくる、心や体の色々な不調。これらはPMS(月経前症候群)といい、多くの女性が感じたことがあるようです。今回はそんなPMSの具体的な症状と、簡単にできる対策をお伝えします。

PMSってなに?

生理前に起こる心や体の不調のこと

PMSとはPremenstrual Syndromeの略で、月経前症候群のこと。
生理が近くなってくると感じる心や体の不調のことで、個人差はありますが、生理が始まる10日前後くらい~生理前までに感じる方が多いようです。

頭痛や吐き気などの体の症状や、イライラしたり憂鬱になってしまったりする心の症状など様々です。
また、生理が始まるとそれらの症状は落ち着いていくという特徴があります。
PMSという名称を知らなくても、生理前に不快症状を感じたことのある女性が多いのではないでしょうか。

PMSに悩む女性は多いようです



これってPMS?よくある8つの症状

PMSには多くの症状があり、人によって色々な症状が現れるといわれています。
今回はその中でも多くの女性が感じるといわれている8つの症状をご紹介します。

1.イライラして怒りっぽくなる

普段気にならないことでも、いつもより我慢できなくてイライラしてしまうことはありませんか?
怒りっぽくなり、つい周りの人にキツイ態度をとってしまったり…。
毎回生理前に起こるようでしたら、それはPMSが原因かもしれません。

2.情緒不安定になる

急に泣きたくなったり、訳もなく憂鬱な気分になったりすることも、PMSのよくある症状です。
周りの人の些細な一言にも、いつもより傷つきやすくなる女性も多いようです。

3.集中力がなくなる

普段より集中力が無くなったり、無気力になってしまうという症状も。
特に仕事中に感じる方が多く、仕事が捗らなかったり、いつもはしないような小さなミスをしてしまったりする人もいるようです。

4.眠くなったり、不眠になったりする

いくら寝ても日中に眠くなったり、逆に眠りが浅くなったりと、睡眠に関するトラブルもPMSのよくある症状です。
睡眠のサイクルが崩れることで、先にご紹介した集中力がなくなるなどの症状を引き起こすこともあります。また、頭痛や頭の重さを感じる人もいます。

5.手足がむくむ

元々男性に比べて女性はむくみやすい体質だといわれていますが、生理が近くなるといつもよりも更に手足がむくみやすくなる方も多いのでは。
中には指輪が外れなくなるくらいむくみを感じるという人もいるようです。

6.食べ過ぎてしまう

食欲が増してついつい食べ過ぎてしまうのも、PMSの症状の一つです。また、胃痛や下痢、便秘などをひき起こすこともあります。

7.乳房に張りや痛みを感じる

生理が近くなると胸がパンパンに張って痛くなる、という症状が出る女性も。
乳房だけでなく、乳首の辺りに痛みを感じる場合もあります。
症状が重い場合、ブラジャーの大きさが1カップ変わるほどの張りがあるという人もいるようです。

8.肌あれ、ニキビができる

生理が近くなると肌あれを感じたり、ニキビや吹き出物ができたという経験がある方は多いのではないでしょうか。
また、歯茎が腫れたり口内炎ができやすくなるという症状もあるようです。

どうしてPMSになるの?

実は、PMSの原因は未だにはっきりとはしていません。
PMSの症状の一因として考えられているものは、以下の3つとされています。

1.卵胞ホルモンの影響で脳内物質が減少するから

排卵期に『卵胞ホルモン』という女性ホルモンの分泌が減ることによって、喜びを感じるセロトニンという脳内物質が減少するといわれています。
このため、女性は生理前にネガティブな気持ちになりやすくなり、先ほど挙げたような、イライラなどの心の症状を引き起こしている可能性があります。

2.黄体ホルモンの影響で体調が不安定になるから

生理前に分泌量が多くなる『黄体ホルモン』という女性ホルモンによって、体調が不安定になることがあるといわれています。
黄体ホルモンの影響で水分が体から出にくくなることでいつもよりむくむようになったり、だるさを感じたり、胸の張りを感じたりと、様々な症状が出るとされています。

3.ビタミン・ミネラル・鉄分などが不足しているから

ビタミンやミネラル、鉄分などの栄養素が不足も、PMSの原因の一つとされています。
目眩や身体のだるさを感じるなどの症状を引き起こすこともあります。



PMSに効果のある8つの対策

症状や程度は人によって様々ですが、毎月辛い症状が続くと困ってしまいますよね。
PMSの症状を緩和できるとされている対策をお伝えいたします。

1.食生活を見直してみる

PMSによりイライラしたり、情緒不安定になる人におすすめなのは、マグネシウムが多い食事を摂ること。
マグネシウムは緑黄色野菜や玄米、ナッツなどに多く含まれています。
また、コーヒーなどのカフェインが多く含まれているものや、甘いものの摂る量も減らすのも効果的だといわれています。

むくみを感じる人は、アルコールや塩分の摂取を控えめにしてみるといいでしょう。
もちろん我慢しすぎて逆にストレスになってしまうのはよくありませんので、出来る範囲で少しずつ減らしていってみてくださいね。

2.体をよく温める

子宮が冷えることが、PMSの症状が重くなる一因だといわれています。
冷たい飲み物を飲みすぎたり、座り仕事で長時間同じ姿勢にいることで血流が悪くなったり、足元が冷たかったりすると、子宮はどんどん冷えていってしまいます。
意識して温かい飲み物を飲むようにしたり、靴下を履いて足元を温めたり、湯たんぽなどを使って体が冷えないようにするのがおすすめです。

3.アロマの匂いでリラックスする

特にイライラや不眠、不安定な気分などの精神的な症状のある方に効果が高いのがアロマテラピーです。
アロマポッドを使ってもいいですし、面倒なときは部屋にスプレーして香りを楽しむのもいいでしょう。
リラックス効果のあるラベンダーやネロリ、安眠効果のあるカモミールなどがおすすめですよ。

4.サプリメントを摂る

食生活の見直しがなかなかできない人は、サプリメントを摂るのもいいかもしれません。
あくまでも補助的なものですので、あまりサプリメントに頼りすぎないように注意してくださいね。
なかなか食事から摂取しにくい鉄分や、生理痛が軽くなるといわれているプラセンタ、女性ホルモンのバランスと整えるチェストツリーなどのサプリメントを摂る人が多いようです。

5.半身浴をする

簡単にできて効果が高いといわれているのが半身浴です。
疲れやストレスがPMSの引き起こすともいわれていますので、ゆっくりとリラックスしてお風呂につかることは非常に効果的です。
また、半身浴でゆっくりと汗をかいて体を温めることで、子宮の冷えを防ぐことにもつながります。

6.薬を飲む

辛い症状が続く場合は、薬を飲むという方法もあります。
PMSの症状の緩和に有効とされているのは、ホルモンバランスの崩れを少なくする低用量ピルや、それぞれの症状に合わせて、鎮痛剤や吐き気止め、睡眠導入剤などがあります。
まずはお医者さんに相談して、処方してもらってくださいね。

7.漢方を飲む

色々な症状に効果があるためPMSの症状緩和に向いているとされるのが、漢方です。
種類によって効果は違いますが、お医者さんに相談すると、自分の症状にぴったり合った処方をしてもらえますよ。
他の薬に比べて少し効くのは時間がかかりますが、効き目が穏やかな分安心して試してみることができるのではないでしょうか。

8.軽い運動をする

軽く体を動かすことで、気分転換になり精神的な症状が和らいだり、血流の流れがよくなって体が温まったりと、多くの効果があるとされています。
無理をしないで自分が気持ちいいと思えるくらいの運動量にするのがおすすめです。

家の中で簡単にヨガやストレッチをやってみたり、天気がいいときは近くまでお散歩に行ってみたり…。
時間が無い人にもおすすめなのは、外で大きく深呼吸をすること。
頭がすっきりして、気分も少しリフレッシュしますよ。

PMSの症状が続くときはお医者さんに相談を

多くの女性が何かしらの症状を感じているといわれているPMS。人によって症状は様々ですし、毎回同じ症状があるというわけではありません。
症状が辛いときは余り無理をしないようにして、自分にあった対策を探してみてくださいね。

また、PMSだと思い込んでいたら、別の病気だったということもあるようです。
生理前以外にも症状が続くようなときや、日常生活が送れない程辛い症状が続くようなときは、一度お医者さんに相談してみてくださいね。