【妊娠23週】ママの体・赤ちゃんの様子。後期つわりが表れる人も

妊娠23週目に入ると、軽い胸焼けや胃部圧迫感といった後期つわりの症状を感じはじめる人も出てきます。ここまで大体同じような成長経過をたどってきた赤ちゃんも、そろそろ個体差があらわれる時期です。ここでは妊娠23週目にママの体に起こる変化や、赤ちゃんの様子をママたちの声を交えながら見ていきたいと思います。

妊娠23週目のママの体 ~後期つわりがはじまる人も~

前回の<妊娠22週目のママの体>は
・「妊娠22週目の子宮の大きさはカップうどんくらい」
・「妊娠高血圧症候群と診断される人が増える時期」
・「ホルモンの影響で妊娠糖尿病と診断される人も」
というお話でした。

それではさっそく妊娠23週目のママの体調や体の変化について見ていきましょう。

妊娠23週目の子宮の大きさは5号サイズのケーキくらい

妊娠22週目の子宮の大きさがカップうどんくらいだとすると、妊娠23週目の子宮の大きさは5号サイズのケーキくらいです。子宮底長はだいたい20.0cmくらいになります。

5号サイズのケーキでおよそ4~6人分なので、家族で買うならこのサイズという人も多いのではないでしょうか。ご家族の誕生日やイベントなど、ホールケーキを買う機会があったらぜひパパや家族にも教えてあげてくださいね。

後期つわりがはじまる人もいます

本格的にはじまるのは、子宮がみぞおち辺りまで大きくなってからという人もいますが、今くらいの時期には既に後期つわりの症状を感じはじめるという人も出てきます。後期つわりに見られる症状は次のようなものがあります。
・胸焼け感
・吐き気
・胃散逆流
・ゲップ
・胃痛
これらの症状は、妊娠週数が進むごとに強くなるという人も少なくありません。

こうした後期つわりの症状が現れたときには
・消化の良いものを食べる
・香辛料を避ける
・食後30分は横にならない
・一度に食べる食事の量を減らす
などと言った対応で楽になることもあります。ぜひ一度、食事内容や食後の習慣を見直してみてくださいね。 妊娠後期に、胃もたれや胸焼けといったつわりのような症状が現れることがあります。これが俗に言う「後期つわり」原因や対処法をご紹介します。

妊娠23週目の体調や体の変化に関するママの声

この時期になると急にお腹が大きくなったように感じる人が多いようです。筆者もあまりのお腹の大きさに「出産するまで持たないんじゃ…」と心配になりましたが、ある程度まで大きくなったらちゃんと成長スピードが緩やかになるので大丈夫でした!



妊娠23週目の赤ちゃんの様子 ~お腹の中を自由に動き回っています~

前回の<妊娠22週目の赤ちゃんの様子>は
・「妊娠22週目の赤ちゃんの重さはMサイズの卵1パックくらい」
・「妊娠22週目以降の早期出生は”早産”と呼ばれます」
というお話でしたね。

それでは妊娠23週目には赤ちゃんがどんな成長をとげているのかを見ていきましょう。

妊娠23週目の赤ちゃんの重さは小さめのメロンくらい

妊娠22週目には
(BPD)48~57mm
(FL)31~40mm
(AC)14~17mm
(EFW/EFBW)350~580g
くらいだった赤ちゃんは、
妊娠23週目になると
(BPD)51~60mm
(FL)34~42mm
(AC)16~20mm
(EFW/EFBW)450~690g
くらいにまで成長します。

450~690gいうと、だいたい小さめのメロン1個分くらいの重さです。片手サイズの小さいメロンでも、意外とずっしり重みを感じるものです。「これが今の赤ちゃんの命の重みか~」と思うと、しっかり守っていかなくっちゃと母性が更に強まる人も多いですよね。

妊娠23週目に受診したママ・パパの声

妊娠23週目まででようやく4週間に1度の健診頻度が終わり、次週から2週間に1度の健診頻度になります。病院に通う手間や毎回の健診費用の捻出が大変という人もいるかと思いますが、かわいい我が子に会える機会が増えるのはやっぱり嬉しいですよね!

赤ちゃんがお腹の中を縦横無尽に動き回る時期です

妊娠23週目の赤ちゃんは、お腹の中を縦横無尽に動き回っています。手足もだんだんとしっかりしてきて、力いっぱいパンチやキックを繰り出すこともできるようになってきました。

この時期は子宮の大きさに対して赤ちゃんはまだまだ小さいので、逆子などの心配をする必要はあまりありません。妊婦健診の超音波検査で行われる測定の際にもクルクル動き回ってなかなか測定が進まず、お医者さんに苦笑された経験がある人もいるのではないでしょうか。

筆者もこの時期は健診のたび「今日は逆子ちゃんだね」とか「今日は真横になってるね」などと言われていましたが、妊娠8ヶ月目に入る妊娠28週目頃にはちゃんと頭が下を向くようになりました!

赤ちゃんの大きさに個体差が出はじめます

これまではどの赤ちゃんも比較的同じような成長をしてきましたが、妊娠23週目頃になるとそろそろ大きさに個体差が出てきます。

同じ妊娠週数でも、経産婦さんと初産婦さんでも赤ちゃんの成長具合が変わってきますし、赤ちゃんの性別によっても変わります。もちろんパパやママの体格といった遺伝的要素も成長には大きくかかわってきます。

同じ時期の赤ちゃんの平均の大きさと比べるのも一つの楽しみだとは思いますが、一番大切なのは「お腹の赤ちゃんなりのペースで大きくなっていること」です。もし深刻な成長の遅れがあれば、お医者さんからお話があるはずですので、赤ちゃんの大きさが平均値からはずれていたとしても、あまり気にしすぎないようにしてくださいね。

赤ちゃんの睡眠のリズムもできはじめます

これくらいの時期になると赤ちゃんの睡眠のリズムができはじめるようになります。一般的によく言われる『覚醒20分睡眠20分の40分サイクル』が確立するのは妊娠30週を過ぎた頃なのでまだまだ先ですが、徐々に活動と休息のリズムができてくる時期です。

「まだ胎動が感じられない」という人の中には、5~10分程度お腹を気にするだけで、あとは他のことに注意を向けてしまったり動き回ってしまったりしている人も結構いるのではないでしょうか。この時期はまだ胎動が弱い人も多く、サイクルも確立していないため、やはり30分~1時間程度は胎動に集中できる時間を取りたいところです。

また苦しくなければ仰向けの姿勢が一番胎動を感じやすいという人が多いようですので、枕やクッションで少し頭を高めにした状態で胎動チェックを行うなど、体勢にも工夫してみましょう。

どうしてもこの時期になっても胎動がわからないといった場合、病院でアドバイスをくれることも多いようなので、一度受診のときにでも相談してみてくださいね。

妊娠23週目に胎動を感じたママの声

もう既に痛いくらいの胎動を感じている人も多いようです。特に2人目以降だと胎動が激しく感じるようになるのも早い傾向があるようで、筆者も2人目のときはこの時期すでに息を呑むくらいの一撃をもらうこともありました。 日に日に激しさを増す胎動。別の生き物のように変形するお腹。「こんなに激しい胎動で赤ちゃんは本当に大丈夫?」「痛みを少しでも和らげる方法はないの?」そんな不安や疑問を抱くママたちに、激しい胎動の原因と乗り切り方をお教えします♪

妊娠23週目頃に押さえておきたいポイント

今回は妊娠23週目頃に押さえておきたいポイントとして
■「効率的に鉄分を摂取するコツ」
■「マミーブレイン」
の2つをご紹介します。

次回<妊娠24週頃に押さえておきたいポイント>では
・「妊娠24週以降の妊婦健診頻度」
・「妊娠24週以降に実施される血液検査」
・「名付け」
についてご紹介する予定です。

効率的に鉄分を摂取するコツは食べ合わせにあり!

妊娠14週目の押さえておきたいポイントでもご紹介しましたが、妊娠中は貧血に注意する必要があります。サプリメントや病院で処方される鉄剤などでの摂取ももちろん効果的ですが、便が黒くなったり便秘に悩まされるのでできれば避けたいという人も少なくありません。そこで、ここでは効率的に鉄分を摂取するコツをいくつかご紹介したいと思います。

◆(1)鉄分の中でも”ヘム鉄”を意識して摂る
効率的に鉄分を摂取するには、まず鉄分の種類を知らなければなりません。
鉄分には”ヘム鉄”と”非ヘム鉄”の2種類があります。鉄分自体、あまり吸収率がよくない成分なのですが、摂取する鉄分の種類によっても大きく吸収率は変わります。

・ヘム鉄…20%程度
・非ヘム鉄…3%程度
なんと約7倍も吸収率に差が出るのです。ヘム鉄は主に動物性の食材である、レバー・赤身の肉・魚などに多く含まれ、非ヘム鉄は主に植物性の食材である、ほうれん草・ひじき・大豆などに多く含まれます。
鉄分不足解消を目的とするなら、ぜひヘム鉄の方を積極的に摂取しましょう。

◆(2)ビタミンCと一緒に摂取で吸収率UP
鉄分はビタミンCと結合し、胃の中で吸収されやすい物質に変化するため、鉄分を摂取する際には積極的にビタミンCも一緒に摂取したいところです。ただビタミンCは水分に溶け出しやすく熱に弱いため、調理する際には「水にさらさない」「短時間で火を通す」などの工夫が必要です。

もし面倒であれば、食後にグレープフルーツやキウイなどをデザートとして食べるだけでもいいので、ぜひ一緒に摂取することを心がけてみましょう。

◆(3)吸収を阻害する成分に注意
実は効率的に鉄分を摂取できないのには『吸収を阻害する物質』を同時に摂取していることが原因であることも少なくありません。お茶などに含まれるタンニンや、鉄分が豊富な食材としても知られるほうれん草にも多く含まれているカルシウム、ブドウなどに含まれているポリフェノールには、鉄分の吸収を阻害する働きがあることがわかっています。

鉄分摂取を目的とした食事をする際には、これらの成分を多く取り過ぎてないかも気にかけていく必要があります。

鉄分の効率的な摂取には、食材選びと食べ合わせが重要です。これまであまり意識してこなかったという人は、ご紹介した内容のうち1つからでもいいので、食事に取り入れてみてくださいね! 妊娠中は鉄分不足にならないようにとよく聞きますよね。また、産後に病院から貧血の診断を受けた方も多いのではないでしょうか。今回は妊娠中・産後の貧血がなぜ危ないのかと、鉄分の補給にぴったりなレバーを使ったレシピをご紹介します。

”マミーブレイン”は存在しないという説も

「妊娠してからなんだか注意力散漫になったなぁ」
「妊娠発覚後、物忘れがひどくって…」
こういった症状に悩まされているママたちは意外と多いようです。

これまではこういった症状を”マミーブレイン”と呼び、妊娠症状の一つと考えられてきました。しかし最近の研究では”マミーブレイン”は存在せず、マタニティーブルーのようなママの精神状態によるものである可能性が高いという意見も出てきています。

マミーブレインに類される『注意力低下』『物忘れ』『思考力低下』『判断力低下』などの症状は”うつ”の際にも表れる症状です。もしかしたら心が弱っている可能性もありますので「妊娠経過の一つだから…」と我慢しすぎたりせず「これらの症状が辛いな」と感じたら、身近な人やお医者さんなどに相談するようにしてくださいね!



バースプランも家族で話し合っておきましょう

そろそろ出産する病院も決まり、里帰りの手順や、産気づいたときの手順を家族で確認しはじめた人もいる頃だと思います。病院から既にお話があった人もいるかもしれませんが、今くらいのうちから『バースプラン』についても家族で話し合っておきたいところです。

バースプランとは、出産時や産後にしたいこと、して欲しいことを計画しておくことです。最近では積極的にバースプランの実現に協力してくれる病院も増えています。

バースプランで多いのが出産の記念に関する内容です。
・パパや家族に出産の立ち合いをして欲しい
・へその緒をパパに切って欲しい
・カンガルーケアをさせて欲しい

中には後々のトラブル回避プランを計画する人もいます。
・産後最初の抱っこはママにさせて欲しい
・分娩室にはパパ以外を入れないで欲しい

出産は、パパや家族、祖父母にとっても一大イベントです。それだけに舞い上がってしまい、その後何年も禍根を残すことになってしまう可能性もあるため、バースプランはしっかりと家族みんなで話し合っておきましょう!
「出産って、だいたいみんな同じようなものなんじゃないの?」と思っていませんか?実は、出産で自分の希望を盛り込んだり、こだわれる部分もいっぱいあります。今回は、バースプランの具体的な立て方や注意することをご紹介します。一生忘れられない楽しい出産にしましょう♪

過去の押さえておきたいポイント

妊娠23週目でも押さえておきたい、過去にご紹介したポイントのリンクを下にまとめました!読んでみたいポイントがありましたら、ぜひチェックしてみてくださいね。 【妊娠9週目】
・「妊娠初期の血液検査」
・「妊娠中の病院の受診」 【妊娠13週目】
・「頻尿」
・「便秘」
・「妊娠線」 【妊娠14週目】
・「貧血・めまい・立ちくらみに注意」 【妊娠15週目】
・「体重増加の目安」
・「体重管理が必要な理由」 【妊娠16週目】
・「潜在過敏期」
・「安定期の定義」 【妊娠17週目】
・「腹帯の役割」 【妊娠18週目】
・「歯科検診」
・「妊産婦医療費助成制度」
・「マタニティスポーツ」 【妊娠19週目】
・「妊娠中の授乳」
・「夫婦生活の再開」 【妊娠20週目】
・「妊娠中の旅行」
・「妊娠中の温泉」 【妊娠21週目】
・「妊娠中期に出血したときの対応」
・「理想体重を維持するテクニック」 【妊娠22週目】
・「母親学級」
・「妊娠中の美容院」

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妊娠22週目に入ると、赤ちゃんが早期出生した場合”早産”と呼ばれ、救命率が上がります。赤ちゃんの健やかな成長のためにも、妊娠高血圧症や妊娠糖尿病への注意をより一層深めなければならない時期でもあります。ここでは妊娠22週目にママの体に起こる変化や、赤ちゃんの様子をママたちの声を交えながら見ていきたいと思います。 妊娠24週ごろになると、多くの人で性別がほぼ確定するようになります。大きくなった子宮が背中や下半身の血管を圧迫し、痛みや違和感を感じる人も増えてくる時期です。それでは妊娠24週にママの体に起こる変化や、赤ちゃんの様子をママたちの声を交えながら見ていきましょう。 お腹もずいぶん大きくなり、赤ちゃんの元気いっぱいな動きを感じることができる妊娠6ヶ月。気分よく動けるうちに、子育てをする環境を整えたり、お産の準備をしておきましょう。また、超音波検査ではそろそろ性別がわかるように。そんな妊娠6ヶ月のママと赤ちゃんの様子、気を付けることなどをご紹介します。 妊娠中期はいわゆる”安定期”です。胎盤が完成することで多くの方がつわりから解放され、流産リスクも減り少しほっと一息つける頃です。妊娠中期の知っておきたい身体の変化、この時期にやっておきたいこと、お母さんに気をつけて欲しいポイント、楽しみな赤ちゃんの成長をご紹介いたします。